自社ローンで買った車は、途中で売れるのか
「支払いの途中で、この車を売ることはできますか」というご質問をいただきます。
結論から書くと、勝手には売れません。でも、お店に相談すれば売れます。理由と手順を説明します。
なぜ勝手に売れないのか
自社ローンで買ったお車は、支払いが終わるまで所有者がお店のままです。車検証を見ると、こうなっています。
| 所有者 | 株式会社グラッド(リスタートオート) |
| 使用者 | お客様 |
これを所有権留保といいます。車を売るには所有者の名義変更が必要なので、お店の書類がないと手続きができません。買取店に持ち込んでも、所有者の承諾なしには買い取れません。
意地悪でやっているわけではなく、分割払いの販売では一般的な形です。割賦販売法7条にも、支払いが終わるまで所有権はお店に留保されると推定する、という決まりがあります。
売りたいときの手順
1. まずお店に連絡する
理由を教えてください。理由によって、いちばん損の少ない方法が変わります。
| 理由 | 向いている方法 |
|---|---|
| 支払いが苦しくなった | まず組み直しを検討(売らずに済むことが多い) |
| 家族が増えて大きい車が要る | 残債を清算して乗り換え |
| 転勤・入院などで乗らなくなった | 売却して残債に充当 |
| 事故で修理代が高くつく | 保険金と売却額を残債に充当 |
2. 残債(残りいくらか)を確認する
いつでもお伝えします。うちは繰上げ返済の際、まだ経過していない期間の分割手数料を日割りで返す形にしているので、単純に「残り回数×月々」より少なくなります。
3. 売却額と残債を比べる
- 売却額 > 残債 … 差額はお客様にお返しします
- 売却額 < 残債 … 不足分は引き続きお支払いいただきます
正直に書くと、2年契約の前半だと不足になることが多いです。車の価値は最初の1年でいちばん落ちるからです。
うちで買い取ることもできます
外部の買取店に出すより手続きが簡単です。残債との相殺で済むので、お金のやりとりが1回で終わります。
ただし外部に出したほうが高く売れることもあります。うちの査定額をお伝えしたうえで、他店にも出してみたいと言っていただければ、必要な書類を用意します。囲い込むつもりはありません。
やってはいけないこと
契約書にも書いていますが、改めて。
- 第三者に譲る・貸して名義を移す
- 車を担保にお金を借りる
- 買取店に持ち込んで、所有者の承諾なしに手続きを進めようとする
これらは契約違反になり、残りの代金を一括で請求できる事由にあたります。ただし、うちから連絡なしにいきなり請求することはありません。まず連絡して、事情を聞きます。
支払いが苦しくて売りたい場合は、先に相談を
いちばん多いのがこのケースです。売る前に、組み直しで解決できないかを一度検討してください。回数を伸ばして月々を下げられることがあります。
車を手放すと、通勤の手段も失います。名古屋市港区や南区のように電車やバスでは通えない職場の方だと、仕事そのものに響きます。順番としては、組み直し → それでも無理なら売却、です。
支払いが終わったら
完済したら、所有者の名義をお客様に移します(所有権解除)。手続きはうちでやります。書類をお渡しするので、そのあとは自由に売却も譲渡もできます。
まとめ
- 支払い中は所有者がお店なので、勝手には売れない(割賦販売法7条の所有権留保)
- 連絡をもらえれば売れる。残債との差額で清算する
- 前半で売ると不足が出ることが多い
- うちで買い取ってもいいし、外部に出してもいい。書類は出します
- 支払いが苦しい場合は、売る前に組み直しの相談を
リスタートオート(株式会社グラッド)
名古屋市港区小碓2-64/自社ローンの中古車販売
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