「金利0%」のからくりを、正直に説明します
自社ローンのお店を調べていると、「金利0%」と書いてあるのをよく見かけると思います。
これは嘘ではありません。でも、タダではありません。
なぜ「金利0%」と書けるのか
自社ローンのお店は、貸金業者ではありません。お金を貸しているのではなく、車の代金を分割で受け取っているだけです。
お金を貸していないのですから、金利は発生しません。だから「金利0%」と書けます。
では、お店はどこで利益を出しているのか。車両価格に上乗せしています。
からくりの正体は「現金販売価格」です
分割払いでお車を売るとき、お店は法律で「現金販売価格」「支払総額」「支払の期間と回数」「手数料の実質年率」の4つを表示しなければなりません(割賦販売法3条)。
ただし手数料が2,500円未満なら、年率は書かなくていいという例外があります。
ここが分かれ道です。現金販売価格を、支払総額とまったく同じ額にしてしまえば、手数料は0円。0円なら「金利0%」と書けて、年率を出す義務もなくなります。
嘘ではありません。でも、現金でお買いになる方も同じ値段になります。
同じ車で、並べてみます
たとえば、相場60万円のお車があったとします。
| 「金利0%」と書くお店 | うち | |
|---|---|---|
| 現金でお買いになる場合の価格 | 900,000円 | 800,000円 |
| 分割手数料 | 0円(0%!) | 100,000円 |
| 支払総額(2年) | 900,000円 | 900,000円 |
| 実質年率の表示 | なし(義務がないので) | 年15.9% |
分割で買ったときの総額は、どちらも90万円です。違うのは、現金で買ったときの値段と、年率が書いてあるかどうか。
つまり「金利0%」のお店は、現金のお客様が10万円損をする値付けになっています。うちは分割の手数料を分けているので、現金なら80万円です。
総額が同じなら、内訳を出している方を選んで損はありません。
どちらも金利は0%です。でも、片方は車両価格に18万円が乗っています。
お客様が払う総額は変わりません。変わるのは「どこに書いてあるか」だけです。
うちが金額を分ける理由
理由は2つあります。
① 比べられるようにするため
車両価格・諸費用・手数料が分かれていれば、他店と比べられます。総額だけ見せられると、そのお車が高いのか安いのか分かりません。
② 割賦販売法で決まっているため
分割払いで物を売るときは、現金販売価格・割賦販売価格・支払期間・回数・手数料をセットで表示するよう法律で決まっています。うちはそのとおりに出しています。
ちなみに同じ規則で、「車両価格の◯%」のような年利以外の書き方をしてはいけないと決められています。だから、うちのサイトには年率だけが出ています。
比べるときは「総額」で
お店を比べるときは、支払総額で比べてください。
- 「金利0%」と書いてあるか → 関係ありません
- 月々いくらか → 回数が違うと比べられません
- 頭金+月々×回数 = 総額いくらか → これで比べてください
うちの総額は、このサイトに全部書いてあります。