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自社ローンとカーリース、どっちが安いか

「審査がゆるい」という点で、自社ローンとカーリースはよく比べられます。

車屋の立場で書くので、自社ローンに有利に書きたいところですが、正直に計算します。

先に結論

  • 長く乗るなら、自社ローンの方が安い
  • 数年で乗り換えたいなら、リースの方が向いている
  • 「自分の車にしたいか」で決めるのが、いちばん分かりやすい

仕組みの違い

自社ローン カーリース
契約の中身 お車を買って、代金を分割で払う お車を借りて、毎月の使用料を払う
名義 払い終わったら自分に ずっとリース会社
最後 自分の車になる 返す/買い取る/乗り換える
走行距離 制限なし 制限あり(月1,000km程度が多い)
カスタム 自由 原則不可
税金・車検 自分で払う 月額に含まれることが多い

総額で比べてみます

軽自動車を5年乗る場合で計算します。

自社ローン(うちの場合)

支払総額 898,000円
月々 29,916円 × 24回(2年)
3年目以降 支払いなし
5年間の税金・保険・車検(自己負担) 約540,000円
5年の合計 約1,438,000円
5年後 車が手元に残る

カーリース(一般的な条件)

月額 25,000円 前後(税金・車検込み)
5年(60回) 1,500,000円
5年の合計 約1,500,000円
5年後 返却(または買取に追加費用)

5年で約6万円、自社ローンの方が安い計算です。そして手元に車が残ります。

それでもリースが向いている人

① 毎月の支払いを一定にしたい方

リースは税金・車検が月額に含まれます。「5月に自動車税、来年は車検」という不定期な出費がないのは、家計管理が楽です。

② 2〜3年で乗り換えたい方

短期で乗り換えるなら、リースの方が手間がありません。

③ 頭金を一切出せない方

リースは頭金0円のプランが多い。うちは頭金2割をお願いしているので、そこが用意できないならリースという選択はあります。

④ 車の管理を全部任せたい方

車検の手配、税金の支払い。それを自分でやりたくない方には、リースが向いています。

逆に、自社ローンが向いている人

  • 長く乗るつもりの方 — 5年、7年と乗るなら確実に安くなります
  • 距離を走る方 — リースには走行距離の制限があり、超えると精算金が発生します
  • 自分の車にしたい方 — 2年で自分の名義になります
  • 車をいじりたい方 — リースは原則カスタム不可です

どちらも審査があります

「リースなら審査がない」と思っている方がいますが、リースにも審査はあります。信販系のリースだと、信用情報も見ます。

「審査が不安だからリース」という選び方は、必ずしも正しくありません。

まとめ

  • 5年で比べると、自社ローンが約6万円安い。しかも車が残る
  • リースが向くのは:支払いを一定にしたい/2〜3年で乗り換える/頭金が出せない
  • 自社ローンが向くのは:長く乗る/距離を走る/自分の車にしたい

うちはリースを扱っていません。ただ、お客様の使い方によっては「リースの方がいいですよ」とお伝えすることがあります。

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